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ワクチンの同時接種

ワクチンの同時接種

近年、予防医学の進歩に伴い、予防接種(ワクチン)も次から次へと新しいものが登場しています。公費でできるものだけでも、BCG、ポリオ、三種・二種混合、小児肺炎球菌、ヒヴ、日本脳炎、麻疹・風疹、子宮頚癌と多数あり、しかもBCG以外は2~4回接種しなければなりません。

これだけ多回数のワクチンをしなければならない上に、体調を崩して予定通りにできなかったりと児童とその親御さんは常に予防接種に追われている気分ではないでしょうか。

そうなると当然、「同時に多種のワクチンができないのか?」という疑問が出てきます。結論から言うとそれは可能です。現にアメリカでは5種類同時接種を行っています。日本でもこれを禁止はしていません。ではなぜ日本では同時接種が普及しないのでしょうか。そこには日本人の性質、すなはち民族性の違いが理由にあげられます。

たとえば数種類のワクチンを同時接種し、そのあと熱がでた、または発疹がでたとします。その副作用(正確には副反応といいます)を生じた原因となるワクチンはどれかというと、同時に接種しているためわからないのです。ほとんどのワクチンは2回以上打つことになっているので、次に打つときにどれが安全で、どれが安全でないか不明です。日本人は副作用(副反応)というものに敏感で、体調を悪くなるのを覚悟してまでワクチンを打つ医師も親子もいません。一方、アメリカ人はそれほど発熱等の副反応は気にしないようです。多少熱が出ても、重い病気を予防するワクチンを打つ方が大事と確固たる価値観を持っているのでしょう。それなら回数を少ない方がいいので多種類同時接種が行われています。

以上より、日本では同時接種は普及していません。そのため児童・親御さんは大変だと思いますが、視点を変えて、病院で診てもらう機会が増え、その都度健康チェックをしてもらえると、プラス思考でとらえられてみてはいかがでしょうか。私自身も一つずつ確実にしていくのがいいと考えます。

ワクチンの同時接種

2014-04-18 15:50:50

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